家の新築時に、家具は色々と作ると宣言してしまった。
やるしかない情況であった。
新築、壁塗りと既に2年程も忙しいプライベートだったが、まだゆっくりすることはできなかった。
まずは、材料と道具の調達である。
木材はネットでカウンター用集成材の耳つき(厚さ4cm)と耳なし(厚さ3cm)を購入。
道具はコーナンで店員さんに相談しながら、展示品処分の造作用丸ノコ19cmタイプ、同じく処分品のディスクグラインダー、電動ドリル、ジグソーを購入。
※画像は参考です。私が使っているものより新しくなっていたり、型番が微妙に違ったりします。
なにしろリビングに設置され、人目に付くものである。
DIY初作品だし、気合いを入れて、ちゃんと組立てを考慮した、しっかりした設計をし、慎重に工程を進めた。
材料が重いので組立て式である。
天板、たて板×3、棚机×2の6部品になる。
組立ては打ち込み式鬼目ナットと家具用ボルトのセットで行う。
塗料は油性アクリル系である。
ネットで調査したところ、ワシンの油性のものが良いらしい。
だが家の木系部材の色と合わせて、「ウォールナット」（字が合っているだけ）で買ってきたら全然色が違った・・・。
やっぱり現物で合わせないとだめだと思い知った瞬間である。
初作品、難しいことはできないのでシンプルな物になった。
仕上げも今一つで、塗料にもむらがあるし、角をもう少し丸めたいところだ。
角落としはグラインダでやるつもりだったが、強力すぎて使えなかった。
この時はまだ、電動ドリル用のディスクサンダーを持っていなかったので、手作業でヤスリがけを行うはめになった。
しかしまぁ購入した木材は固い木だった(ということは後で分かったのだが)。
ネジの下穴用ドリルが2本程析れた。
そんな初作品だが、それでもお客さんは驚いてくれる。
お世辞でもうれしいものだ。
材料費:約3万円(うろ覚え)