ロードバイクの正しいパンク修理を教えてもらった。

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と言っても、ここで示すパンク修理はチューブ交換のことで、パッチを使った修理ではないのであしからず。

昨日の自転車通勤の帰り道に、始めてのパンク&チューブ交換を経験した。
後輪がパンクしていた訳だが、後輪の空気が抜けてくると、コーナーで後輪がニュルっと滑るような感じになる。そのまま何キロか走っちゃったよw(原付でも体感していた現象だが、すっかり忘れてた。)

昨日は自己流でチューブ交換をしたが、今日トレッサ横浜のセオサイクルで替えのチューブを仕入れに行ったついでに正しいチューブ交換を教えてもらったので忘れないうちに記述しておくのである。
また、1回きりの経験だが、昨日の苦労した点、気が付いた点も注記しておく。

車輪の脱着は、会社内に持ち込むために輪行袋にしまう時にいつもやってるので今更書くまでもないけど一応書いておく。

●前輪の外し方
  1. ブレーキ本体に付いている小さなレバーを上げて、ブレーキを広げる。
  2. クイックリリースレバーを緩める。
  3. フロントフォークの先端の車軸が付いているところには出っ張りがあって、そのままでは外れない。この出っ張り以上に、クイックリリースレバーあるいは反対側のナットを緩めて前輪を外す。

●後輪の外し方
  1. フロントギアを内側に、リアギアを外側に、要は一番チェーンが緩むところにギアをセットする。
  2. ブレーキ本体に付いている小さなレバーを上げて、ブレーキを広げる。
  3. クイックリリースレバーを緩める。
  4. 後輪はそれ以上緩める必要なし。
  5. リアディレイラーの足(?)を押して、足を伸ばしながら車輪を下に押すと外れる。

●チューブ交換
  1. タイヤレバーをリムとタイヤの間にグイッと突っ込んで、とにかくタイヤを外す。
  2. バルブのナットとキャップを外して、とにかくチューブを外す。
  3. 新品のチューブは、一度空気を少しだけ入れてシワを伸ばしておくと填めやすい(らしい)。
  4. タイヤのビード(タイヤをリムに固定する部分)を片側だけ全周填める。
  5. その状態で、タイヤの填まっていない方から、チューブのバルブ部分を穴に突っ込む。
  6. タイヤの中にチューブを捩れないように入れていく。
  7. バルブの反対側からタイヤのビードを填めていき、最後にバルブを少々押し込んだりしながらタイヤを全部填める。(と教わったが、経験からするとバルブのところは填め難いので、逆にバルブのところから填めていった方がいい気がする)
  8. バルブのナットを填める。
  9. 車輪は外したままで空気を少し入れる。
  10. タイヤをずらして(ビードを押して、リムの内側に貼ってあるテープが見えるくらい)、チューブをビードとリムの間に挟み込んでいないことを確認する。これをタイヤの両側からそれぞれ1周やる。
  11. さらに空気を半分くらい入れたところで、車輪を回してタイヤがデコボコしていないことを確認する。チューブが捩れて入っているとデコボコしたりするそうだ。
  12. 空気を入れて完成。バルブのキャップを忘れずに。
チューブの捩れ、ビードとリムの間への挟み込みによる、再度のパンクがよくあるトラブルらしい。10と11の確認は忘れずにやるようにとのこと。

●空気について
ホースのない携帯ポンプで空気を入れる場合は、車輪を外したままの方が力が入り、空気を入れやすい。また、どんなに頑張っても規定量の120psiとか絶 対無理。せいぜい60psiしか入らないが、走行には特に問題ない(らしい)ので、そのままちゃんと入れられるところまで我慢する(セオサイクルの兄ちゃん曰く、むしろクッションが効 くのでその方が快適らしいw)。ホース付き、気圧計付きの携帯ポンプ(少々大きくなる/シートバッグにはまず入らない)があれば車輪を付けた状態で、規定量まで入るらしい(会社の後輩曰く)。

●車輪の付け方
前輪、後輪、共に、外し方の逆順で。ただし、後輪は、ディレイラーの足を伸ばしながら、上側のチェーンをギアに乗せながら填めるのが少々やりにくい。また、ブレーキのレバーを戻すのを忘れないように。(よく忘れちゃうのよねw)

ついでにギアを調整してもらったら、大変調子よくなった。自分で調整しようと色々弄ってみたけど、うまくいかなかった。原因は、ワイヤーの初期伸び。そして自分は引っ張り過ぎたらしいw。